自分の運営するWordPressサイトのアクセス解析を、スマートフォンでも閲覧したいという方向けの記事です。
この記事を読むと、Jetpackプラグインと、GoogleAnalyticsでのアクセス解析をスマートフォン+PCで見る事が出来るようになります。
目次
Jetpackによるアクセス解析
Jetpackプラグインは、アクセス解析の他にもマークダウンに対応出来たり、シェア機能だったりと、30程度の機能をもつ多機能プラグインです。
以下の記事もJetpackプラグインの機能を使用して実装しています。
Jetpackプラグインの機能の一つである、サイト統計情報を紹介します。
Jetpackのサイト統計情報では、以下のような統計情報を確認することが出来ます。
- 期間別のアクセス数
- ページ毎のアクセス数
- 人気投稿
- リファラー
- 検索キーワード
- コメント数
Jetpackのアクセス解析は見やすく、楽しいので、初心者の方であれば、Jetpackプラグインだけで十分です。
Jetpackによるスマホでのアクセス解析の表示
縦長にはなりますが、PC版と同じ機能が全てサポートされています。
Jetpackによるアクセス解析はWordPressアプリを用いて行いますが、その前にJetpackプラグインをインストールする必要性があります。
Jetpackのインストール&有効化
ダッシュボード > プラグイン > 新規追加 > 検索窓に Jetpackと入力し、Jetpackプラグインをインストールしてください。
ダッシュボードの上部にJetpackへのリンクが追加され、サイト統計情報をクリックすると、先程のような統計情報画面を見ることが出来ます。
WordPressアプリのインストール
スマートフォンでのJetpackアクセス解析にはWordPressアプリが必要です。
WordPressアプリには、Jetpackによるアクセス解析以外にも様々な機能がサポートされています。
- アクティビティの確認
- 公開済みサイトの固定ページの確認・編集
- 新規記事の投稿・既存記事の編集
- メディア管理
- コメントの管理
- テーマやメニューの編集
- プラグイン設定
- サイト設定
以下リンクより、WordPressアプリをインストールしてください。
WordPressアプリ
アプリを起動すると、以下のような画面に飛ぶので、必要情報を記載していきます。
ログインが完了してダッシュボードに移動した時の画像です。
一番上部の統計情報を選択して、スマートフォン上でアクセス解析が出来ることを確認してみましょう。
しっかりと表示されていますね。
スマートフォン上でアクセス解析をするという目標は達成しましたが、GoogleAnalyticsを導入すると、より詳細なアクセス解析を行う事ができます。
GoogleAnalyticsなら出来るけど、Jetpackでは出来ない解析出来ないものの例
- リアルタイムユーザーの取得
- 新規ユーザー
- 伸び率の表示
- 平均セッション継続時間
- 直帰率
- ユーザーあたりのセッション数
- 時間帯別のユーザー数遷移
GoogleAnalyticsによるアクセス解析
GoogleAnalyticsとはGoogleが提供するアクセス解析ツールで、基本無料で利用する事ができます。
以下の画像はスマートフォンでのAnalyticsアプリのスクリーンショットです。
使い方の流れ
Googleアカウントの発行 > GoogleAnalyticsへの登録 > トラッキングコードの設置
トラッキングコードとは、サイトの統計情報を計測するためのコードです。
GoogleAnalyticsは、トラッキングコードを元にサイトの統計情報を表示します。
そのため、トラッキングコードを設置してからのアクセス解析になります。
GoogleAnalyticsへの登録
GoogleAnalyticsのリンク > 無料で利用を選択してください。
GoogleアカウントでログインをするとAnalyticsの説明画面に移動します。
サイト右側の登録を選択してください。
以下の画面に遷移しますので、必要項目を記載し、トラッキングIDを取得ボタンを選択してください。
次に利用規約の確認画面が出てくるので、それに同意すればAnalyticsへの登録は完了です。
トラッキングコードの取得
トラッキングコードの確認は
analyticsのダッシュボード > 管理 > トラッキング情報 > トラッキング管理で行う事ができます。
後ほど使うので、コピーしておいてください。
トラッキングコードの設置
WordPressサイトの場合、ALL in one SEO packなどのプラグインを利用する方法もありますが、今回は、Googleさんの仰る通りの一般的な方法で今回はトラッキングコードを設置します。
このプロパティで使用できる Global Site Tag(gtag.js)トラッキング コードです。このコードをコピーして、トラッキングするすべてのウェブページの
内の最初の要素として貼り付けてください。ページにすでに Global Site Tag が配置されている場合は、以下のスニペットの config 行のみを既存の Global Site Tag に追加してください。
トラッキングコードをHEADタグ内に設置します。
ダッシュボード > 外観 > テーマの編集より、header.phpを選択してください。
Ctrlキー+F
でheadタグのある場所を探し、先程のトラッキングコードを先頭部分に貼り付けてください。最後に更新ファイルを更新ボタンを選択すれば、これでGoogleAnalyticsの設定はおわりです。
といっても、トラッキングコードが設定されてからのアクセス解析なので、すぐにデータを解析出来る訳ではありません。
ある程度の時間がかかりますのでしばしお待ちを。
GoogleAnalyticsアプリのインストール
以下リンクよりGoogleAnalyticsアプリをインストールして、Analyticsに登録したGoogleアカウントでログインしてください。
Google Analytics
GoogleAnalyticsの使用が出来るようになっているはずです。
まとめ
簡単なアクセス解析には、Jetpack + WordPressのアプリがオススメです。
より詳しい情報を調べたいときはGoogleAnalyticsに登録しましょう。
モバイル対応は基本アプリをインストールするだけなので便利ですよ!
WINDIIがWordPressで行なっていることは以下の記事にまとめてあるので、是非ご覧になってください。

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